MIKIO TAGUSARI EXHIBITION
田鎖幹夫
田鎖作品について
人は無意識のうちに記憶の小箱をのぞき込んだり、浸ったりしていることがあるだろう。
技法は、暗色の地塗りに薄い和紙を貼り木炭で描き、溶いた岩絵の具、アクリルをかけては流しをくりかえすことにより痕跡のようなマティエールを作り出している。それは、赤茶けた小学校の通知表だったり、土、草、汗の匂いであったり、セピアに変色した写真であったり、和紙のマットな質感は五感を含む乾涸びた記憶の断片を包み込んだヴェールのようである。田鎖の絵に対面することは、回顧する自分との語らい、そして今を思考することだろうか。。。
Artpro GALA 主宰 たなか照未
Tokyo
CHEROKEE 50号
クリフォード.ブラウンのCD
「スタディ.イン.ブラウン」の演奏より
聴きながら制作しました
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-二つの風景-和紙の仕事
2011/3/22(Tue)-4/23(Sat)